京都近郊歴史スポット巡り(24)
みなさんこんにちは、辻です。
一昨日、三重県にある伊賀上野城へ行ってきました。
JR関西本線伊賀上野駅に下車、そこから伊賀鉄道に乗って上野市駅へ。
駅から徒歩数分のところにお城のある「上野公園」がありますが、
上野公園とは言っても西郷さんやジャイアントパンダは居ません(笑)
石垣へと続く緩い坂道を上ると、天守閣が見えてきます。
伊賀上野城は天正13年(1585年)に当時豊臣秀吉の家臣であった筒井定次によって築城されました。
その後慶長16年(1611年)に徳川家康の命により、藤堂高虎が大阪の陣に備え城を拡張し石垣を築いたそうです。
しかし拡張の最中に豊臣氏が滅亡した為、暴風雨で倒壊した天守閣を含む城の主要部分は未完成のまま、江戸時代を過ごし、明治を迎えました。
明治維新の際城は取り壊されますが、昭和10年に当時の政治家・川崎克氏により模擬天守が建築されたそうです。
今年は桜が散るのが早かった為、この日は既に葉桜でしたが、
きっと満開だとさぞ美しかったと思います。
公園内には、伊賀流忍者博物館や、芭蕉翁記念館などの施設もあり、伊賀市の歴史に触れることができます。
街中には伊賀忍者に変身出来るお店もありますので、興味のある方は是非、忍者体験してみて下さいね。
それでは今日はこの辺で。