読書のお話。
みなさんこんにちは、辻です。
毎日寒くて、お休みの日もこたつから出られず、ついついコタツムリになってしまう日々です。
そんな訳で最近はあまりお出かけ出来ていませんので、読書について書こうと思います。
昔は結構沢山本を読んでいたのですが、インターネットをしたりスマホを持つようになってからは、すっかり本を読む時間が減ってしまいました。
本を読むと視野が広くなるし、そこから得られるものはとても価値があるものです。
なので今年はなるべく本を読むようにしたいと思っています。
小説やエッセイ、実用書など本にも色々ありますね。
最近気に入っていて、よく読んでいるのが伊坂幸太郎さんの小説です。
多くの作品が受賞、映像化されている作家さんですので、ご存じの方も多いと思います。
10年位前は「売れてる作家の本は読まない」等と斜に構えていたのですが(^_^;)
最近はいいなぁと思ったものは何でも拘りなく手に取れるようになりました。
初めて読んだ伊坂さんの本は、図書館で出会った「死神の精度」という作品でした。
「一見しただけでは普通の日常にしか見えない景色の中で起こる、奇妙な出来事」
伊坂さんの作風をあえて一言で表すなら、こんな感じでしょうか。
今は「チルドレン」という本を読んでいます。
こちらも映像化されたもので、家裁調査官という職に就きながらロックバンドでギターも弾く、
ハチャメチャな性格の陣内という人物を中心に、彼の周囲の人々の目線で描かれる短編集です。
この陣内という人は本当に無茶苦茶な事ばかり言っているのですが、
何故か憎めず、寧ろ好感が持てる不思議な人です。
まぁ伊坂さんの作品には不思議な人が沢山出てくるのですが。
この「チルドレン」の中の陣内の言葉で、とても好きなものがあります。
「いいか、これだけは言っておくけどな、
俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」
一度は言ってみたいセリフですね(笑)
寒くて出掛ける気になれない・・・そんな日は家で本を読むのも良いと思います。
まるで旅に出かけたようなワクワクした気持ちと充実感が得られますよ。
それでは今日はこのへんで。