ゴマ
こんにちは、金曜日担当の山口です。
今週の医食同源でとりあげるのはゴマです。
ゴマといえば白ゴマと黒ゴマの2種類がすぐに思い浮かびますが、
なぜ色が違うかというと、品種が違うからだということです。
育て方の違いで色が変わるねぎとは違うんですね。
ごくわずかながら金ゴマという品種もトルコなどにあるそうです。
アジアでは白・黒がほぼ半々で流通していますが、
西洋ではほぼ白ゴマのみだということです。
ゴマは脂質が約50%もあり、カロリーが高めの食品ではあります。
ですが、ゴマの脂質は体に良い不飽和脂肪酸がほとんどで、
特にリノール酸は必須脂肪酸で、体内のコレステロール値を下げる働きをします。
また約20%含まれているたんぱく質も、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
他にもビタミンA、B1、D、Eなどのビタミン類や食物繊維、
カルシウム、鉄分、リンなどのミネラルなども豊富に含んでおり、
非常に栄養価が高い食品となっています。
ですが、ゴマの表皮は意外と丈夫ですので、
そのままでは消化・吸収されにくいという面もあります。
ですので、ゴマを食べるときには「すりごま」や「切りごま」にするのが良いそうです。
「ゴマをする」と言うと、とてもイヤな響きの言葉ですが、
健康のためには「食べるゴマはすった方がいい」ということですね。
また、その方がゴマの香りが増すので、当然おいしさも増します。
ゴマを搾って作られるゴマ油も、非常に香ばしく料理の味を引き立てますね。
ところで個人的な話ですが、私はゴマが大好物でして、
ラーメンでもおひたしでも、ゴマがかかってたら大喜びです。
白いごはんに胡麻塩をふりかけだけでも十分満足なぐらいです。
赤飯に胡麻塩をかけたものも大好きですね。
そうなると塩分が気になりますが、日本人の塩分摂取量は1日10g以下が目安です。
胡麻塩は、塩の粒が直接舌に触れるので、少しかけただけでも塩味がしますから、
たくさんかけ過ぎなければ大丈夫だと思っています。
市販の「黒ゴマ+顆粒状の塩」もいいですが、「すり白ゴマ+食卓塩」もイケます。
つまらない話でどうもスミマセン。
どんぐりの店舗にも、すりごまやゴマ油等で香りをつけるメニューが
何種類かありますが、どれも非常に香ばしく、食欲をそそります。
その中でも、特にゴマの風味が「これは!」という一品を選ぶとすれば、
「ごま塩焼そば」がオススメです。
ゴマの風味を効かせた、どんぐり特製塩ダレをからめた焼そば麺は、
香りと旨みが濃厚で、どんぐり自慢の人気商品の一つです。
この「ごま塩焼そば」をベースに、冷凍食品用にアレンジした、
「京野菜の入った京風ごま塩やきそば」など、3種類の焼そばをセットにした
「京野菜の入った京風やきそばバラエティセット」が、
どんぐりオンラインショップの新商品としてラインナップに加わりました。
店舗、冷凍、どちらの焼そばもオススメですので、一度ご賞味下さいませ。
それでは今回はこの辺で。