タケノコ
こんにちは、金曜日担当の山口です。
今回の医食同源の食材は「タケノコ」です。
どんぐりの地元・京都の名産で、しかも春を感じさせてくれる食材です。
タケノコは旬の時期が短いため出荷が春に集中し、また非常に成長が早く、
しかも大きく育つ前に素早く収穫しないと美味しくなくなる、という特徴があり、
実際のお値段以上に希少価値が高く感じる、ある意味魅力的な野菜です。
タケノコの食べ方と言えば、煮物や天ぷら、タケノコご飯、
また八宝菜などの具材に用いるのが一般的でしょうか。
どんぐりの店舗でも、炒め物ですが、季節のメニューの食材として使用しています。
当ブログの小屋統轄店長の記事に登場したことがありますね。
またオンラインショップで販売中の「京佃煮の入った京都米おにぎりセット」には、
「たけのこ山椒おにぎり」というものが入っていますが、もうお召し上がりいただきましたでしょうか?
これは京都のお土産として有名な「ちりめん山椒」を混ぜこんだおにぎりの中に、
「たけのこ山椒」という佃煮を入れた、とても上品な味で美味しいおにぎりになります。※現在は販売終了しております。
タケノコはその歯触りというか、食感でお分かりになるかと思いますが、
食物繊維が非常に豊富に含まれております。
食物繊維には便秘を防ぐ、コレステロールを体外に排出する、
血糖値の上昇を抑える、などの多くの効能があります。
また、お腹の中で水分を吸収して満腹感をもたらすので、
ダイエットにも効果的だそうです。
またタケノコにはカリウムも多く含まれております。
カリウムは必須ミネラルで、体内でナトリウム(塩分)とバランス関係にあり、
塩分の摂りすぎに対し、カリウムを摂ることでナトリウムを体外に排出します。
腎機能の弱っている方はカリウムの摂りすぎに注意する必要がありますが、
そうでない方はカリウムを多く摂ることが望ましいとのことです。
それ以外にも、美容に効果的なビタミンB1&B2、ビタミンC、ビタミンEなども
含まれており、しかも高タンパク質で低脂肪低カロリーと、とても魅力的な野菜です(2回目)。
タケノコとはその名前の通り、竹の子ども(若芽)のことですが、
竹は分類上ではイネ科の植物なんですね。
他のイネ科の仲間には米、麦、とうもろこし、キビなどがありますが、
そこに竹が入ると、かなり意外な感じがしませんか?
「見えないけど実は地下で繋がってる」という繋がりで、キノコの方が近かったりしないんでしょうか。
「たけのこの里」というお菓子に対して「きのこの山」というライバルがあるぐらいですから!?
それでは今回はこのあたりで。