ナス
こんにちは、山口です。
今回の医食同源でとりあげるのはナスです。
私は基本的に好き嫌いは無い方ではありますが
(だからこのようなテーマで話を続けられるわけですが)
その中でもナスは非常に大好きな野菜ですので、
今回は非常に嬉しく思っております。
基本的にどんぐりのメニューで使用する食材の中から
毎回ひとつを選んで調べるわけですが、
ナスはレギュラーメニューには使用しておりません。
しかし、季節のおすすめメニューでナスを用いるため、
晴れて登場することになりました、888888!
(パチパチパチ・・・・という拍手の意味です、念のため)
ナスは煮ても焼いてもおいしく、また漬物にも向いています。
味が淡泊なので、いろんな食材と相性がいいのも特徴ですね。
私が大好きなのは天ぷらですが、あまりたくさん食べると
もたれるので、とっておきにして食す感じですね。
初夢で見ると縁起のいいものとして
「一富士、二鷹、三なすび」という言葉があります。
日本の象徴として世界でも有名なマウントフジや、
能ある者に例えられるほどカッコイイ鷹がきて、
その次にナスが喜ばれるというのは、逆にどれほどの
魅力がナスにあるのか、好物であっても不思議に感じますね。
また「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉もあります。
有名なわりに、いろいろな解釈の仕方があり、
実は良い意味なのか、それとも悪い意味なのかはっきりしません。
はっきりしてるのは、それだけナスという野菜は、
昔から日本の食卓に根付いている、ということですね。
なんと奈良時代には中国から日本に伝わっていたということです。
また、ナスは現在は年中流通していますが、
基本的には秋ではなく夏が旬の野菜になります。
ナスは水分の含有量が極めて高いため、重量当たりの栄養分は
それほど高くありません。
ですが、体に効く良い成分がちゃんと含まれています。
ナスの皮の濃い紫色はナスニンというアントシアニン
(ポリフェノールの一種)によるものです。
これは抗酸化作用をもっており、ガンや生活習慣病、動脈硬化の
予防などに効果を発揮します。
また食物繊維も豊富に含まれており、こちらも大腸ガンの予防や
血糖値の上昇を抑える働きなどがあります。
その他にもビタミンB群・ビタミンCなどのビタミンや、
カルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラル成分も
バランスよく含まれております。
昔はナスは栄養価が低い野菜という評価をされていましたが、
時代が下がるにつれ、多くの効能をもつ野菜として見直されて
いるということですね。
ナス好きの私としても非常に嬉しい限りであります。
今回のおすすめどんぐりメニューは「夏野菜のカレー焼そば」です。
ナス、ズッキーニ、かぼちゃ、オクラなどたっぷりの野菜を
使用した、夏にピッタリのスパイシーな焼そばになります。
本日6月10日より、夏のおすすめメニューとして登場しますので
よろしければこの機会にぜひ、ご賞味くださいませ。
それでは今回はこの辺で。